★ パパママにおススメの絵本 ★
あったかくて 切なくて 優しくて そんな素敵な絵本に出会ったとき
心のう~んと奥の方が グラグラっと 揺すぶられますよね。
子育てって きっと その部分を動かしてやるものなんだと思うんです。
心の奥ってどこら辺だったのか 思い出せるお手伝いができればと思っております。
◆ 『いつかあなたがおおきくなったら』 エミリー・ウィンフィールド・マーティン 作 なかがわちひろ 訳
「このせかいに やってきたばかりのあなたは これからどんな すてきなことをするのだろう…」
あたたかいまなざしが込められたメッセージと 希望にあふれる子どもの姿を鮮やかに捉えたイラストが重なり
ページのすみずみまで「しあわせを願う気持ち」が詰まった絵本です。
◆ 『今日』 伊藤比呂美 訳
作者不詳のまま ニュージーランドの子育て支援施設に伝わった詩を詩人の伊藤比呂美さんが日本語訳したものです。
すべてのお母さんに贈る励ましの詩。赤ちゃんを育てている母親たちにエールを送る詩として伝わっています。
◆ 『ラブ・ユー・フォーエバー』 ロバート・マンチ 作 乃木りか 訳
お母さんが赤ちゃんを抱きながら歌います。♬アイラヴユーいつまでも アイラヴユーどんなときも・・・♪
母親が子どもを想う気持ちを描いたこの絵本は 子育て真っ最中の方 これから母親になる方の
共感と感動を誘っています。
やんちゃな男の子のお母さんには とくにお勧めの絵本です。
◆ 『ちょっとだけ』 瀧村有子 作 鈴木永子 絵
赤ちゃんが生まれて お母さんは忙しいので なっちゃんはいろんなことを自分ひとりでやってみます。
「お姉さんになったから」と頑張るなっちゃんですが眠くなった時だけは どうしてもお母さんに甘えたくなります。
お姉さんになったことで感じる切なさ それを乗り越えることで成長していく子どもの姿を
母親の深い愛情とともに描いています。
◆ 『つみきのいえ』 平田研也 作 加藤久仁生 絵
水に沈んでいく家を積み重ねて生きていく…そこには素敵な思い出を積み重ねたおじいさんの人生がありました。
さみしいなんて一つも描かれてなく あたたかでやわらかいたくさんの思い出…。
とりたてて珍しい人生ではないけれど とても幸せな人生。その大切さに気付かされる絵本です。
◆ 『きみがいま』 アリスン・マギー 作 なかがわちひろ 訳
きみが いま むちゅうなのは・・・大人から見るとちっぽけな物に 子どもたちは目を輝かせ夢中になる。
先のことを心配することも 明日のために急ぐこともしない。
そんな「きみの時間」「きみの目線」は今このときだけのもの。
きみの その瞬間を 大切にしてほしいというメッセージがつまっています。
◆ 『ちいさなあなたへ』 アリスン・マギー 作 なかがわちひろ 訳
この絵本には 母であることのすべてがつまっています。
親でいることの喜び 不安 苦しみ つらさ 寂しさ 子どもへの愛・・・
普遍の真実が あたたかな絵とシンプルな言葉で語られています。
母親や これから母になろうとしている女性 巣立とうとしている子どもたち・・・
それぞれがそれぞれの読み方をできて それぞれの感動を味わえます。
◆ 『だいじょうぶ だいじょうぶ』 いとうひろし 作
「だいじょうぶ だいじょうぶ。」 それは この世の中 そんなに悪いことばかりじゃないってこと・・・。
小さなぼくが不安な気持ちになると いつもおまじないの言葉で助けてくれたおじいちゃん。
生きていくためのしなやかな強さを育む 心にしみる絵本です。
◆ 『ビロードのうさぎ』 マージェリィ・W・ビアンコ 作 酒井駒子 訳・絵
クリスマスに ぼうやのもとにやってきたビロードのうさぎ。
たくさんのおもちゃに囲まれて 部屋のすみで小さくなっていたうさぎは
「子どもに愛されたおもちゃは いつかほんものになれる」 ことを知ります。
やがて ぼうやと一緒に過ごすようになったビロードのうさぎに まほうがおとずれて・・・。
小さな子どもの おもちゃを「ほんもの」だと信じる純粋な心が 絵から伝わってきます。
◆ 『サンタクロースっているんでしょうか?』 ニューヨーク・サン新聞「社説」 中村妙子 訳
子どもの質問に答え 目に見えないもの 心の大切さを語りかけた100年前のアメリカの社説です。
目に見えるものだけを信じるなんて なんてつまらない人生なんだろう。
愛やまごころや夢物語を信じる心があるからこそ 人生は豊かで楽しいのだ。
そんな大切なことをサンタクロースの力を借りて 語りかけてくれます。
◆ 『ちいさな たからもの』 アンドレ・ダーハン 作 角田光代 訳
太陽のお父さんと月のお母さんの大きな愛に包まれて 夜空にきらめく赤ちゃんたち。
空から届けられた家族のきずなは 心の中で輝く かけがえのないたからものになります。
◆ 『なんてすてきな日』 アンドレ・ダーハン 作 角田光代 訳
おもちゃのぴかぴか堂は ゆうめいなおもちゃやさん。子どもなら だれでも知っています。
ここのおもちゃを手に入れた人は みんな幸せな気持ちになるのです。
耳がちぎれてしまったしろくまのエディ。おもちゃ屋を追い出されたエディは・・・
エディを いつも見守っているお月様に 母親としての姿が重なります。
◆ 『はなになりたい』 *すまいるママ* 作
心優しいライオンが ある日 うさぎの赤ちゃんを拾って育てることに。
うさぎはライオンを本当の父親だと思って育ちますが おせっかいなサルたちがちょっかいを出してきて・・・・・。
弱肉強食の世界で生きていく私たちにとって 本当の強さや弱さ 優しさとは・・・。切なくて優しい絵本です。
◆ 『そっと いちどだけ』 なりゆきわかこ 作 いりやまさとし 絵
「あなたを守ることが わたしの仕事」 盲導犬ステラとあかねさんの出会いから別れまでのお話です。
10才になったステラはときどきミスするようになった。あかねさんは「ドンマイ ステラ」と励ましてくれる。
やさしく温かい絵が お話を包み込む本です。
◆ 『わたしにふれてください』フィリス・K・デイビス 作
アメリカ人のカウンセラーの人が書いた詩です。
「もしわたしが あなたのあかちゃんなら~」と この詩ははじまります。
どんな年代になっても どんな立場になっても 大切な人に優しくふれられることが とても意味のある作業なのだと
そう感じさせてくれます。
◆ 『ママへのちょっと早めのラブレター』 鈴木おさむ 作 船山和歌子 絵
産まれる前の赤ちゃんがママにあてたラブレターです。
赤ちゃんが ママをどうして愛しているのか 自分はどう思っているのかをパパ顔負けの愛情表現で綴っています。
赤ちゃんは 幸せにしてもらえることを待っているだけではなく 自分とママの幸せを考えています。
赤ちゃんも「パパとママを幸せにしたくて産まれてくる」のです。
◆ 『ママ』 むろぞのくみ・まなべなほ 作
赤ちゃんが生まれてからのママの1年というのは それはもう大変な毎日。
ずーっと付きっきり そしてはじめてのことだらけ。「こんなに大変だってきいてないよー!」
そんな新米ママの毎日の心の動きが ポイントをついて描かれています。
シンプルな言葉の中から 赤ちゃんの成長と共に自然とママとして一緒に成長していくんだということが伝わります。
◆ 『君のためにできるコト』 菊田まりこ 作
口下手なくまこちゃんと優しいくまおくんの恋の物語。
想いが伝えられないもどかしさ 伝えることの大切さを繊細なタッチで温かく描いた絵本です。
◆ 『赤ちゃんがわらうから』 おーなり由子 作
おかあさんがうれしいとき、あかちゃんがわらう。
おかあさんがこころを心配事でいっぱいにしているときも、あかちゃんはわらう。
「ぼくらは、生きたい。ぼくらは、愛したい。ぼくらは、いっぱいあそびたい!」
子どもたちは、あふれる生命力で、わたしたちに「うれしいこと、ここにたくさんあるよ!」
とおしえてくれるのです。